フィリピン公船による台湾漁民銃撃、中台合同の海洋防衛協力を進める契機に―米華字紙

Record China    2013年5月15日(水) 10時57分

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13日、米華字紙・僑報は、フィリピン海上警備隊による銃撃で台湾人漁民が死亡した事件は、中台合同の海洋防衛に道を開く契機になると報じた。写真は13日、台北市で行われたフィリピンに対する抗議デモ。

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2013年5月13日、米華字紙・僑報は、フィリピン海上警備隊による銃撃で台湾人漁民が死亡した事件は、中台合同の海洋防衛に道を開く契機になると報じた。14日、中国新聞網が伝えた。

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フィリピン海上警備隊による銃撃事件は台湾政府、社会に大きな怒りを呼び起こし、戦いを呼びかける声まで上がっているほどだ。だが視点を変えて考えてみれば、今回の事件は中台合同での海上防衛に道を開くものになるかもしれない。

南シナ海問題の緊迫は本来、中台の協力を進める前提となるはずだった。しかし長期にわたる中台の対立、米国の干渉、台湾内部の衝突が妨げとなってきた。しかし今回の事件のような問題が起きても台湾当局は批判声明を発表するだけで、解決する力を持たない。

こうした状況で台湾内部からも中台の海洋防衛協力を求める声が上がっている。これはまたとない好機となるはずだ。中台いずれの漁民が攻撃を受けた場合にも、双方が協力して解決する。今の良好な中台関係ならばこうした主張は実現する可能性を持っている。(翻訳・編集/KT)

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