シルクロード論争終結、東の起点は洛陽市に―中国国家観光局

Record China    2007年4月12日(木) 17時43分

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2007年4月11日、中国国家観光局がシルクロードの東の起点は洛陽であると正式に発表したことがわかった。ここ数年、西安市と洛陽市の間でどちらがシルクロードの東の起点であるか論争が繰り広げられていたが、今回の発表でひとまず決着がつくこととなった。

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2007年4月11日、中国国家観光局(中国国家旅游局)がシルクロードの東の起点は洛陽市であると正式に発表したことがわかった。

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中国ではここ数年、陜西省西安市と河南省洛陽市のネットユーザーの間で、シルクロードの東の起点がどちらであるかという論争が繰り広げられていた。西安市は2003年、世界文化遺産への登録申請準備を始め、2005年9月には「華夏文明の古都、シルクロードの起点」というPR用のスローガンを掲げた。

しかし、中国「二十四史」の一つ『後漢書・西域伝』などの歴史書には、中国のシルクロードの起点が洛陽であることが記載されており、洛陽市のネットユーザーは洛陽市こそが東の起点であると主張した。

このほど中国国家観光局が中国国内のシルクロード関連地域の観光計画をまとめることになり、洛陽市をシルクロードの東の起点と定め、正式に発表した。これにより、シルクロード論争はひとまず決着がつくこととなった。(翻訳/編集・藤野)

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