Record China 2013年5月13日(月) 21時50分
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13日、日本維新の会共同代表で大阪市長の橋下徹氏は村山談話について言及し、「日本は敗戦国。敗戦の結果として、侵略だと受け止めないといけない。反省とおわびはしなければいけない」と発言した。写真は上海市の中国慰安婦資料館。
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2013年5月13日、日本維新の会共同代表で大阪市長の橋下徹氏は、戦時中の旧日本軍慰安婦制度について、当時はその必要性があったとの認識を示した。
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また、日本以外の各国軍にも慰安婦が存在していたことを挙げ、日本がことさらに誤解を受け、非難されていると発言。さらに、過去のアジア諸国に対する植民地支配と侵略行為を謝罪した年の村山談話(1995年)についても言及し、「日本は敗戦国。敗戦の結果として、侵略だと受け止めないといけない。反省とおわびはしなければいけない」とした。一方で、安倍晋三首相が「侵略の定義は定まっていない」と主張して近隣諸国で物議をかもしていることについては、「学術上、定義がない」として同意している。
この記事は、日本の大手メディアが“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトの公式アカウントを通じて中国にも伝えた。さっそく多くの反響が寄せられているが、逃げ道を残すようなまわりくどい発言内容に疑問の声も多くあがっている。以下、寄せられた具体的な意見。
「これは言葉遊びだ。逃げ道を残すような、奥歯にもののはさまったような曖昧な言い方では、ドイツと比較して戦後の道徳的評価がまったく異なるのも理解できる」
「侵略に明確な定義はないと言っておきながら、一方で、『侵略を認めないとならない』とは。一体、何を認めるんだ?頭、大丈夫ですか?」
「戦争に関する日本のロジックってどうも、理解できない。敗戦国だから侵略を認めるというけれど、戦勝国だったら認めないということ?日本が中国を侵略したという史実は国連も認めるところなのに、『侵略行為に学術上、定義がない』とは?こういう考え方って、日本の歴史教科書が史実を捻じ曲げているせいなの?」
「“敗戦の結果”という前提のもとなのね、心の中では認めていないということでしょ?」
「戦後70年もたつのに、国としての共通認識がまだできていないのか?日本、大丈夫ですか?」
「ずいぶんとはっきりものを言う人だな」
「本当のこと(=侵略の史実)を認める勇気があるなら、スゴイと思うよ!」
「過去の過ちを認めることは、必ずしも恥ではない」(翻訳・編集/愛玉)
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