外国人が中国で簡単に就職できたのは過去の話―米メディア

Record China    2013年5月12日(日) 23時28分

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9日、外国人が中国で簡単に就職できたのは過去の話になった。写真は南京で開催された就職フェアに参加する外国人。

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2013年5月9日、環球時報によると、CNNは8日、外国人が中国で簡単に就職できたのは過去の話になったと伝えた。

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英人材紹介会社ヘイズ中国地区責任者は、「外国人の目新しさは色あせつつある。雇用企業は実用性を重視するようになった。就職活動する人は語学力や中国在住期間といったことにとどまらず、自身が確実に中国である一定のカギとなる人材であることを証明する必要がある」と指摘した。

昨年就職市場に参入した中国の大学卒業生は700万人近くおり、さらに増えつつある。これが中国で就職しようとする外国人にとって更なる障壁となっており、中国語が使えなければ競争にならない。業界関係者によると、たとえ中国語が話せなくても、外国人卒業生も中国語・英語2カ国語の履歴書を持って潜在的な雇用企業や中国企業に照準を合わせ、自主的に就職活動を行うことが必要。しかし、このような外国人は多くなく、ほとんどが求職サイトや検索エンジンの助けを借りるだけだという。

また、多くの欧米人にとって中国の就職システムは分かりにくい。中国の人材市場では駆け引きが必要なことがあるが、欧米人は自分の人生を安売りするようなことは望まず、相手に請われて職を得たいのだ。今後は企業の本土化が進み、文化的つながりや語学技能を備えた「海外留学からの帰国組」が一層就職市場で好まれるようになるとみられる。「コネ」を持つことも中国で就職する際に必要な技能の一つだ。(翻訳・編集/中原)

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