Record China 2013年5月11日(土) 0時55分
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9日、中国紙・南方週末の論説員・李鉄氏は「中国人はもっと日本車を買うべきだ」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は江蘇省南京市で販売されているスバルのSUV。
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2013年5月9日、中国紙・南方週末の論説員・李鉄(リー・ティエ)氏は「中国人はもっと日本車を買うべきだ」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
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正常な国で広く受け入れられている物が、中国では全く逆の扱いを受けている。たとえば自動車。自動車専門サイトをのぞくと、そこには「日本車は車体が薄くて缶詰みたい。めちゃくちゃ危険」「日本車は原材料をごまかしてコスト削減している」「日本車は数年後には動かなくなる」など、日本車の悪口でいっぱいだ。だが、全世界で日本車をけなしているのはわれわれ中国人だけだ。中国人ユーザーがネット上で主張する日本車への根拠のない「言いがかり」を、ここで明らかにしていこう。
1.「日本車は安全ではない」
米フォーブス誌が発表した09年の「世界で最も安全な車ランキング」で、上位15台のうち13台を日本車が占めた。残りの2台はベンツMクラスとサーブ9−3だった。
2.「日本車がエコなのは車体が薄くて軽量だから。長期使用は不可能」
日本車が耐久性に優れていることは全世界が認めている。これこそ日本車が世界で売れている理由なのだ。ただ一部の中国人はこれを認めたくないようだ。厚いといわれるドイツ車の車体と日本の車体の厚さにはそれほど大きな差ははい。しかも、日本車に使用されている鉄板の多くが中国の宝鋼工場で生産されている。
3.「外国人は中国人をバカにしているから、高くて質の悪い車を押しつける」
中国も世界市場と同じ。日本車が一番優れている。ホンダのアコードは初めて世界同時販売を実現させ、中国製のフィットは欧州に輸出されている。
4.「国産車支持。国産車が台頭しなければ、サンタナは20万元(約320万円)で売らないと」
世界には自動車を生産しない国は多いが、そんな国でもわれわれよりずっと安い値段で車が買える。市場の独占が価格の高騰を招くのだ。ガソリンや携帯電話料金などが良い例ではないか。申し訳ないが、私はただ良い製品を提供してくれる企業を、そして自由開放市場を支持する。帝国主義の首を絞めるような冷戦思考は歴史のごみ箱に捨ててしまおう。本当に愛国なら、まず国民を愛そう。そして国民に最高品質の製品を提供しよう。(翻訳・編集/本郷)
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