インチキ薬のCM出演、台湾スター36名に罰金命令−台湾

Record China    2007年4月11日(水) 14時24分

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2007年4月10日、インチキ薬のCMに出ていた男性芸能人林佑星(リン・ヨウシン)など36名の台湾芸能人に対する事情聴取が始まった。ウソを言って視聴者を騙した罪で、計1005万円の罰金命令が彼らに出されている。

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2007年4月10日、台湾メディアの報道によると、200万人以上の被害者を出したインチキ健康食品のテレビCMに出演した、36名の芸能人に対する事情聴取がすでに始まったとのこと。

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当局はこれら芸能人に対し、詐欺の幇助にあたるとして、すでに23枚・合計67万元(1005万円)の罰金命令書を出したという。背が高くなる、痩せる、豊胸などの効果をうたっていた某会社の健康食品。テレビCMでは36名の有名芸能人を起用し、爆発的に売れた。しかし購入者からは「まったく効果がない。」「体調が悪くなった。」との苦情が相次いだ。下痢・頭痛・排尿困難を訴えるものも現れ、中には肺水腫や腎不全を引き起こしていた例もあった。

健康食品会社には、返品や返金を求める電話が殺到したが、会社はすでに倒産したとの理由でこれに応じなかった。インチキ食品を製造・販売した謝福松(シエ・フーソン)容疑者以下6名を逮捕、被害者200万人、被害金額2.5億元(37億5000万円)の巨大詐欺事件は、台湾芸能界を揺るがしている。(翻訳/編集本郷智子)

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