中国のGWに鳥インフルの影響目立たず、旅行ブームが過熱―香港

Record China    2013年4月30日(火) 17時40分

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29日、中国は5月1日のメーデーを含む連休に入ったが、鳥インフルエンザのヒトへの感染が深刻化しているにもかかわらず、人々の旅行熱は例年通りとなっている。写真は連休直前の上海市。

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2013年4月29日、香港のニュースサイト・中国評論通訊社によれば、中国は5月1日のメーデーを含む連休に入ったが、鳥インフルエンザ(H7N9型)のヒトへの感染が深刻化しているにもかかわらず、人々の旅行ブームは例年通りの過熱ぶりを見せている。

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新華社が報じたところによれば、中国で報告されたH7N9型鳥インフルエンザの感染者はすでに126人にのぼる。しかし、上海在住のあるOLは「連休は家族とビーチリゾートのある海南島へ旅行に行く」計画。「鳥インフルエンザは感染拡大を制御できそうだから、大型連休に影響はないと思う」と語った。同市内の空港や駅も人の出入りが明らかに増えており、市内各店も連休セールの対応に追われている。

鳥インフルエンザの感染が最初に確認された上海でも、加熱処理しないで食べる食品や肉類は消費が落ち込んでいるが、それ以外は目立った影響は出ておらず、外食産業も好調が続いている。感染が集中して見つかっている華東地区でもツアー旅行が落ち込むような事例は出ていない。国内各地、海外ともツアーの売れ行きは順調だ。ただし、鳥インフルエンザの感染源と見られる家禽類に接触する可能性の高い農村滞在型ツアーは客足が遠のいているという。(翻訳・編集/岡田)

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