中国進出する韓流スターたち、その理由は高いギャラと高待遇―中国メディア

Record China    2013年4月28日(日) 22時56分

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26日、ここ数年、中国の映画やテレビドラマに出演する韓国人スターが相次いでいる。彼らにとって中国での仕事にはどんな「うま味」があるのだろうか?写真はオリジナルの韓国人メンバー5人に中華系メンバー2人が加わったSuper Junior―M。

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2013年4月26日、ここ数年、中国の映画やテレビドラマに出演する韓国人スターが増えている。イ・ダヘやユン・シユン、チェ・シウォン、ハン・チェヨンなど、韓国の人気芸能人が次々と中国市場に進出。信息時報(電子版)が、その背景を探った。

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言葉や文化の壁があるにもかかわらず、中国に進出する韓流スターが相次いでいるのはなぜか?まず、最大の原因はギャラの高さとチャンスの多さだ。俳優が多いのにドラマの撮影本数が年間で約2000本しかない韓国に比べて、中国は年間3万本以上。しかもそのギャラは韓国より30〜40%も高く、2流どころの芸能人でドラマ1本40万元(約640万円)だ。

中国ドラマの撮影環境が良好なのも韓国人俳優にとって大きな魅力だ。韓国ドラマ「製パン王キム・タック」の主演で、中国ドラマ「ハッピーヌードル(幸福的面条)」に出演したユン・シユンは「韓国のドラマは放送時間に追われて撮影しているから、俳優に対するプレッシャーは大きい」と話している。中国ドラマの放送時間は1話で通常45分。1作品25話から30話程度だ。しかも、俳優のスケジュールに合わせて撮影日程をある程度調整してくれるという。

中国ドラマの制作サイドもコストパフォーマンスの良い韓流スターを大歓迎している。「ハッピーヌードル」の制作関係者によると、ユン・シユンは当初中国ではそれほど有名ではなく、ギャラも中国国内の一般俳優と同じレベルで済んだという。また国内の一流スターは撮影の際にトレーラーやミニバンを控室として要求し、スタッフをぞろぞろ引き連れて見栄を張りたがるが、韓流スターは韓国までの往復チケットを大韓航空で手配し、宿泊施設に5つ星ホテルを提供すれば済む。スタイリストやヘアメイクも自分で調達する。

ただし、韓流スターには1つだけ難点がある。それはメディアに対する事務所のガードが異常に固いということ。今回取材したユン・シユンの所属事務所は、通訳を介して取材のアウトラインを事前に提出するよう記者に要求。その結果、彼が出演した作品に関する質問以外はすべて却下されてしまった。(翻訳・編集/本郷)

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