遠くて近い火星、甘粛省の「火星1号基地」を訪ねて―中国

人民網日本語版    2019年6月6日(木) 23時50分

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「シルクロードツアー」の人気上昇にともない、河西回廊の中部に位置する甘粛省金昌市の「火星基地」が中国内外の宇宙愛好家や観光客の注目を集めるようになった。

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「シルクロードツアー」の人気上昇にともない、河西回廊の中部に位置する甘粛省金昌市の「火星基地」が中国内外の宇宙愛好家や観光客の注目を集めるようになった。火星に酷似した地形の上に、中国で初めて「本当の宇宙のロジック」に基づいて建設された「火星1号基地」を取材した。中国新聞網が伝えた。

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「火星1号基地」は甘粛省金昌市金川区寧遠保鎮にある、金昌市政府と中国宇宙飛行士科学研究訓練センターなどが共同で打ち出した宇宙がテーマのカルチャー旅行プロジェクトであり、総投資額は25億2200万元(約397億6400万円)に上る。宇宙飛行士の地球外生存技術実験基地と「火星1号基地」カルチャー旅行体験が中心だ。

金昌市は南高北低の地形で、山間部とゴビ砂漠が交錯し、気候は乾燥し、通年にわたり風が強く、昼夜と四季で寒暖の差が激しく、宇宙飛行士の宇宙空間での体感を最もよく再現できる場所だ。

同基地の総計画面積は67平方キロメートル、中心建設エリアは5平方キロメートルに上り、コマンドモジュール、エアロックモジュール、乗員モジュール、バイオモジュールなど9つのモジュールがあり、宇宙飛行士の地球外での訓練や生存の状況を本物そっくりに再現できる。

今後は火星への移民の中核ロジックに基づいて、宇宙との交流、地球外での生存、宇宙の探索、宇宙での生活、宇宙の開拓の5大テーマのカルチャー旅行商品を打ち出す。ユーザーは観光旅行を通じて、また深く味わう旅、親子旅行、学習旅行などさまざまな形態を通じて、火星のテーマにどっぷり浸る楽しさを十分に味わえるようになる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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