地震の生き埋めが怖い女子大生3人、匂いで発見されようと生のノビルを食べまくる―遼寧省瀋陽市

Record China    2013年4月27日(土) 10時45分

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25日、地震で倒壊した建物の下敷きになっても、強い口臭があれば救助犬に見つけてもらえる。そう考えた女子大生3人はノビル500gを生で涙を流しながら食べた。資料写真。

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2013年4月25日、「強い口臭があれば、地震で倒壊した建物の下敷きになっても救助犬に見つけてもらえる」。そう考えた女子大生3人がとった行動は、ノビル500gを生で食べることだった。瀋陽晩報が伝えた。

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22日午後5時11分(現地時間)、中国の東北3省で強い揺れを感じた。震源地は内モンゴル自治区でマグニチュード(M)は5.3。その日の夜、遼寧省の瀋陽師範大学の女子学生寮では、インターネット上に流れていた「今晩余震が発生する可能性大、しかも危険なレベルだ」という予想を信じた学生たちが対応策を考えていた。ある部屋に住む4人の女子学生のうち、3人は「強い口臭があれば救助犬に見つけてもらえる」という理由で、たまたま大連出身の学生が実家から持ち帰っていた特産のノビル約500グラムを生で食べた。そのあまりの辛さに3人は涙を流しながら完食したという。その後、彼女たちは歯も磨かず、服を着たままで眠った。ちなみに残りの1人は「私は食べなくても、あなたたちが救助犬に発見されたら、そばにいる私も発見されるでしょ」との理由で、ノビルを食べることはなかった。

結局、22日の夜は何事もなく平穏無事に過ぎていったのだが、消防部門の関係者によると、口臭の強弱で救助犬に発見される確率が変わることはないとのこと。もし、地震などで建物の下敷きになった場合には、体力を温存するために自分で声を出そうとはせず、近くにある石や木などで音を出すことが重要だという。(翻訳・編集/本郷)

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