韓国選手らは謝罪したが、「もう一つの問題」がさらに腹立たしい―中国メディア

Record China    2019年5月31日(金) 16時50分

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30日、東方体育日報は、中国で開かれた国際ユースサッカー大会でトロフィーを韓国代表選手が踏みつけた問題について、「韓国選手らは謝罪したが、もう一つの問題がさらに腹立たしい」と題する文章を掲載した。

2019年5月30日、東方体育日報は、中国で開かれた国際ユースサッカー大会でトロフィーを韓国代表選手が踏みつけた問題について、「韓国選手らは謝罪したが、もう一つの問題がさらに腹立たしい」と題する文章を掲載した。

記事は、29日に四川省成都市で行われたパンダカップ最終節の試合で、韓国U-18代表が中国U-18代表に3-0で快勝し、3戦全勝で大会優勝を決めたと紹介。その表彰式後に、韓国代表選手がトロフィーを踏みつけるパフォーマンスを見せたことが大きな波紋と激しい批判を呼び、チーム全体が謝罪する事態に至ったと伝えた。

その上で、著名サッカージャーナリストの馬徳興(マー・ダーシン)氏が「弱いから他人に見下されるのだ。中国の若い選手たちにはこの屈辱をはっきり認識してほしい。金もうけのことばかり考えないでほしい。今の中国ユースサッカーに必要なのはスローガンではなく、責任を負うことができる人物なのだ」と論じたことを紹介している。

今大会の中国代表は3戦全敗の最下位で、格下とされる東南アジアの国にも勝つことができなかった。記事は「今大会に向けたメンバー選びについても疑問の声が出ている」とした上で、本来であれば現在開催中のユースリーグ上位のクラブから主力選手を多く選出すべきところを、実際は下位のクラブや2軍選手ばかりが集められたという状況を説明した。

そして、大会開始前に中国U-18代表監督を辞任したフランス人のゴンファロン氏が「このチームには実力がない。基本の練習から始なければならない」と語っていたことにも言及した。

記事は最後に「何はどうあれ、勝つことがU-18にとって尊厳を取り戻す最後の方法だ。中国のユース代表が地に足を着けて確実にレベルを高めてこそ、将来自らトロフィーを抱くことができ、他人にその(問題のあるパフォーマンスを行う)機会を与えないことになるのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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