半導体が10年ぶり「最悪」、韓国サムスン電子に“直撃打”

Record China    2019年5月31日(金) 7時0分

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29日、韓国・アジア経済などは、世界の半導体市場が10年ぶりに「最悪」であると報じた。資料写真。

2019年5月29日、韓国・アジア経済などは、世界の半導体市場が10年ぶりに「最悪」であると報じた。

記事によると、英市場調査会社IHSマークイットは、全世界の今年1~3期の半導体の売り上げが前年同期(1162億ドル)比12.9%減の1012億ドルを記録したと発表した。四半期別の売り上げが2009年4~6月期以降で最大の下げ幅となった。不振の最大要因はメモリ不況。メモリを除けば今年1~3期の減少幅は4.4%にとどまったとみられている。

メモリ半導体の割合が大きいサムスン電子は、今年1~3期の売り上げが前年同期に比べ34.6%減少し、最大の下げ幅を記録した。これにより売り上げ1位の座をインテルに明け渡すことに。需要の減少や在庫の増加とともに、今年1~3期にサムスンの半導体事業の約84%を占めたメモリーチップ価格の急落が主な原因とされている。サムスン電子はこれを受け、2030年までに133兆ウォン(約12兆1630億円)を投資し、システム半導体分野を集中育成するという計画を発表しているという。

これを受け、韓国のネット上では「文大統領になってついに(半導体の)価格が下落?!もう滅びる道しか残ってない。昨年超好況だったのは2年前に弾劾された朴前大統領のおかげ」「サムスンの不振で(国は)庶民の懐からもっとお金を取ろうとすることだろう」「半導体だけじゃない。政府のサムスンたたきのせいでサムスン関連会社の株価も暴落」「国の経済が奈落の底に向かってるというのに、政府は何やってるんだ!」など文政権に非難が集中しており、「文政権は国の経済に関心などなく、積弊たたきと北朝鮮への対応で大忙し」「大統領の名前を聞いただけで気分が悪くなる。北朝鮮やセウォル号しか知らない人なんだもん。当初支持してたのを激しく後悔」「サムスンを解体するために生きてるような北朝鮮の金委員長と、その手下の『共に民主党』の頑張りにもかかわらず世界2位。これってすごくない?」など皮肉を込めたコメントも登場している。(翻訳・編集/松村)

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