Record China 2013年4月22日(月) 16時34分
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20〜21日、麻生太郎副総理をはじめとする安倍内閣の閣僚3人が次々と靖国神社を参拝した。中国国営メディアの新華社は東京支局を通じて即日でこれを伝えている。写真は2002年4月、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝に反対する中国・南京市の抗議活動の様子。
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2013年4月20〜21日、麻生太郎副総理をはじめとする安倍内閣の閣僚3人が次々と靖国神社を参拝した。これは靖国神社の春季例大祭(21〜23日)に際してのもの。21日晩には麻生副総理が参拝に訪れ、中国国営メディアの新華社は東京支局を通じて即日でこれを伝えている。
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20日、最初に参拝したのは新藤義孝総務相。あくまで個人の立場として参拝したことを表明しており、これまでも定期的に参拝してきたという。翌21日には古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相が続いた。こちらは「国務大臣として参拝した」と明言している。同日夜には、麻生太郎副総理兼財務相も参拝へ。G20財務相・中央銀行総裁会議で訪問していた米国から帰国したその足で向かった。23日には、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーらが参拝を行う予定。安倍首相は今回の参拝を見送っているが、内閣総理大臣名義で「真榊(まさかき)」を奉納している。
これにはまず、韓国が反発の姿勢を見せている。22日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が、月内に予定していた訪日を中止すると明らかにし、朴槿恵(パク・クネ)政権発足後初となる外相の訪日が見送られた。
このニュースに対し、中国の一般市民は“中国版ツイッター”を通じて「いかなる理由であっても日本の大臣が参拝することは許せない。中韓を刺激する行為だ」との非難が殺到しているが、中には「四川省の地震や鳥インフルエンザなど、国内には立ち向かわなければならない問題が山積している状況。靖国問題など構っている余裕はないし、そこまで目くじらを立てるような問題なのだろうか?」「参拝に『行かなかった』というほうがむしろニュースになるくらいだ」との冷めた意見も散見された。(翻訳・編集/愛玉)
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