環球網の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントは23日、海外メディアの報道を引用し、「パナソニックが華為技術（ファーウェイ）への製品供給の一部停止を決めた」と報じた。

米商務省所属の産業安全保障局（BIS）は15日、ファーウェイと関連企業を、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」に追加すると発表した。同アカウントは、「パナソニックはファーウェイとその関連企業68社との取引停止を従業員に指示した。米政府の対ファーウェイ禁輸措置に応えるためだ」とするロイター通信の報道を紹介。パナソニックが供給を停止するのはこの措置に該当する製品という。

日本では3大キャリアもファーウェイの最新スマートフォンの予約受付停止や発売延期を発表しており、中国のネットユーザーはパナソニックのこのニュースにも「言いたいことは1つだけ。ファーウェイ頑張れ！」「これは米国によるファーウェイの全面封鎖だが、ファーウェイの自力更生のチャンスでもある。14億の中国人が応援しているんだから、わが道を進んで」など敏感に反応した。（翻訳・編集/野谷）