大都市ではなく二線都市に活路を見いだそうとする外国人―英紙

Record China    2013年4月14日(日) 22時15分

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9日、中国に住む外国人が成都や杭州、武漢、重慶などの「二線都市」と言われる都市での就職に目を向け始めている。写真は山東省の小学校で英語を教える外国人。

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2013年4月9日、英紙デイリー・テレグラフによると、中国に住む外国人が成都杭州武漢重慶などの「二線都市」と言われる地方の中核都市での就職に目を向け始めている。環球時報が伝えた。

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北京や上海といった大都市には海外帰国組の中国人が就職するため、外国人は二線都市に目を向け始めている。人口100万人超の都市は160カ所あるが、これらの都市では電子、医薬、その他製造業が急速に増加しており、中国政府も空港、鉄道、道路といったインフラ改善に資金を大量投入している。

これに伴い、ホテルや空港、コンベンションセンターでは国際経験を持つ人材の需要が増えてきている。上海で金融業に携わるルーク・パーソンズさんは、「今や成都、広州や大連などの都市にもかなり多くの外国人がいる」といい、これらの都市で多くの英語ブログや林立するインターナショナルスクールや医療センターが見られることがその証拠だという。

ただし、北京や上海で英語でのサービスに慣れていた外国人にとって、二線都市で就職の際、中国語の壁が待っていると某コンサルティング会社のクリス・エリスさんは明かす。中国国際航空は今年5月に成都とフランクフルトを結ぶ直行便を就航予定であり、ブリティッシュ・エアウェイズも9月に成都−ロンドン路線を開通予定。「中国での新しいチャンスは二線都市にあるため、外国人はそれをつかむことを考えるべき」という。(翻訳・編集/中原)

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