2013年4月10日、環球時報（電子版）によると、緊迫する朝鮮半島情勢で9日、北朝鮮政府が民兵90万人に銃を支給したとの憶測が広がった。各国メディアによると、15日の金日成（キム・イルソン）主席の誕生日を前に北朝鮮が何らかの動きを見せるとみられ、緊張が一層高まっている。

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それによると、北朝鮮は9日、韓国在住の外国人に対し「朝鮮半島で核戦争ぼっ発の危機が迫っている」と主張。早急な国外退去を呼びかけた。これに対し、韓国大統領府報道官は9日、「韓国国民だけでなく、在住外国人も韓国軍の力を信じており、国内で動揺は広がっていない」と説明している。

さらに、北朝鮮は10日、国内にある外国大使館・領事館の安全を保障できないと表明。各国メディアの多くは、15日の金日成主席の誕生日前に北朝鮮が何らかの動きを見せるとみている。朝鮮半島情勢では8日、ロシアのプーチン大統領が「戦争になればチェルノブイリ事故を越える惨事になる」と懸念を示した。（翻訳・編集/AA）