<鳥インフル>上海で死亡の2人、入院中隔離されず=カルテ非公開、家族に“支援金”―中国紙

Record China    2013年4月5日(金) 11時7分

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4日、新京報によると、中国で広がる鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染で、上海市で死亡した男性2人は治療中も完全隔離されていなかったことがわかった。写真は青島で行われた同ウイルス救急予行演習。

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2013年4月4日、新京報によると、中国で広がる鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染で、上海市で死亡した男性2人は治療中も完全隔離されておらず、87歳の男性(当時)は病院がカルテを非公開にしていることが分かった。また、もう1人の27歳男性(同)の遺族に対しては、病院が「人道支援金」として13万元(約193万6400円)を支払っていた。

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上海市で死亡した87歳の男性。治療を受けた上海第5医院の同じ階には、数部屋隔てた病室に別の患者が入院していた。完全に隔離された状態ではなかったという。病院関係者の1人によると、男性の入院を確認したのは2月末。家族3人の病状が重く、男性が死亡した際は病院が「特殊死亡事例」に指定された。関係者は病室へ入る際はマスクを着け、退出時に捨てるよう命じられたという。

また、同じ病院で死亡した27歳の男性は、3月6日に病状が重篤になった際も完全隔離されず、同じ病室に3〜4人の患者がいたという。その後、病院は家族に「人道支援金」13万元を支払った。同医院は現在、オフィス棟が閉鎖され、立ち入りできない状態。電話をかけても「担当者不在」となっている。(翻訳・編集/AA)

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