お母さんに感謝を!小学校で出産ビデオの上映―河南省鄭州市

Record China    2007年4月7日(土) 10時17分

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2007年4月5日、河南省鄭州市秦嶺路小学校において、生徒に「出産ビデオ」を見せ、母に感謝する気持ちを養おうとする授業が行われた。多くの子供たちは深く感動していたようで、中には泣きながら母に抱きつく子供までいた。

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2007年4月5日、河南省鄭州市秦嶺路小学校において、生徒に「出産ビデオ」を見せ、母に感謝する気持ちを養おうとする授業が行われた。

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出産ビデオを見せるという少々大胆な授業が行われた理由は、1つの事件がきっかけとなっている。3月27日、16歳の少女がアクセサリーを買ってもらえなかったことを怒り、路上で母を平手打ちにした。この事件は鄭州市市民に衝撃を与えた。特に教育界にはどのように母への感謝の気持ちを教えるかという課題を与えた。

秦嶺路小学校・曹建平(ザオ・ジエンピン)校長は考え抜いた末に、「出産ビデオ」を見せて、母が子供を産むときにどれほど大変だったかをわかってもらおうと考えたという。小学生に「出産ビデオ」を見せることの是非には意見もあるが、「出産ビデオ」の映像があまり衝撃を与えないように配慮されたものであったこともあり、検討を重ねた上で今回の授業にいたったという。

当日は生徒のほかに、十数名の保護者も同席した。多くの子供たちは深く感動していたようだ。中には泣きながら母に抱きつく子供までいた。曹校長はこれからも「感恩教育」を続けたいとコメントしている。(翻訳/編集・高口康太)

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