Record China 2007年4月7日(土) 11時24分
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2007年4月5日、「史上最大」の居座り事件の現場、南京市雨花区のリゾートタウンには緊迫した空気が流れていた。リゾートタウン内のすべての建物を取り壊すため、460名を超す武装部隊の強行突入が行われるからである。
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2007年4月5日、南京市雨花区の将軍山付近一帯に、緊迫した空気が流れた。雨花区の公安部・検察部・法院・雨花区保安会社で組織された460名を超す武装部隊が、違法に開発・建設された広大なリゾートタウンに強行突入。敷地内のすべての建物の取り壊しを始めたのである。
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このリゾートタウンの所有者阮永宝(ルァン・ヨンバォ)容疑者は、4年前に将軍山付近の国有地を勝手に造成、2万坪を超す敷地面積の中に、20軒以上の別荘やロッジを建設した。そのうえ人口の山や池まで造り、リゾート開発区と称して、入居者や投資希望者を募っていたのだ。
阮容疑者はこれまでに、わかっているだけでも、このリゾートタウンから40万元(600万円)以上の利益を得ているとのこと。この4年間、雨花区都市管理部門は、再三この場所に訪れ、違法建築をやめるよう説得を試みたが、阮容疑者が雇った用心棒たちに力ずくで追い返され、けが人まで出していた。
雨花区公安局は今回、「土地不法占有」と「公務執行妨害」の罪で逮捕状をとり、いち早く姿を消した阮容疑者を全国指名手配して、その行方を追っている。(翻訳/編集本郷智子)
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