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2日、北朝鮮の原子力総局報道官は、07年の6カ国協議に基づき停止した寧辺の黒鉛減速炉(原子炉)を再稼働すると発表した。資料写真。
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2013年4月2日、朝鮮中央通信によると、北朝鮮の原子力総局報道官は同日、07年の6カ国協議に基づき停止した寧辺の黒鉛減速炉(原子炉)を再稼働すると発表した。中国新聞社が伝えた。
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同報道官は、経済建設と核開発を両立する朝鮮労働党の方針に基づき、原子力エネルギー関連部門が取り組む核関連工業の発展が国の電力不足を解決すると主張。世界の非核化の実現に向け、質量両面による核武装の強化が重大な任務になるとした。今回の決定は新たな国家方針に則したもので、ウラン濃縮施設など寧辺にある核施設すべてが再稼働対象になるという。
北朝鮮は07年、6カ国協議での合意に基づき、寧辺の核施設の稼動を停止。翌08年には冷却塔を爆破した。しかし、11年秋、米ワシントン・ポスト紙が「北朝鮮が寧辺に新たな核施設を建設しているのが、衛星写真で確認された」と報道。昨年春には米専門家もこれを確認していた。(翻訳・編集/AA)
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