Record China 2019年5月12日(日) 21時2分
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天津市内で9日、「パンダ・スマートバス」の運行が始まった。自動運転で走行し、乗車賃や車内販売の「手のひら決済」、車と人の会話などの機能も搭載されている
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天津市内で9日、「パンダ・スマートバス」の運行が始まった。自動運転で走行し、乗車賃や車内販売の「手のひら決済」、車と人の会話などの機能も搭載されている。新浪網が2019年5月10日付で報じた。
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紹介された写真では、運転台に座る男性が見えるが、バスを運転するのではなく「安全員」としてノリ君でいるという。客は乗車する際に、手のひらを機器にかざして乗車賃を支払う。また、車内に設置されている自販機から飲み物などを購入する際も「手のひら決済」だ。さらに車内のモニターでは、AI技術など利用して、見る人のニーズに「ピンポイント」で焦点を合わせた広告を表示するので、同バスは公共交通機関に、販売や広告の分野での大きな付加価値を加えると期待されている。
さらに、車内での安全確保のため、監視システムが窃盗やけんか、喫煙などの違法あるいは禁止行為を識別し、該当者の容貌を記録してただちに警察に通報する。
また、空気サスペンションの調節で、車体の高さを上下することができる。体の不自由な人の乗降時に大いに役立ちそうだ。現在は「安全員」が乗り組んでいるが、人とバスの直接の会話も可能という。
同バスは1月ごろから、中国各地のAI関連のイベントなどで披露されてきた。車体の長さは12メートルで、座席数は23席。天津市でまず3台が導入されたという。翻訳・編集/如月隼人)
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