鳥インフルH7N9型感染、台湾が感染予防へ検疫強化―台湾紙

Record China    2013年4月1日(月) 21時38分

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1日、中国国家衛生計画出産委員会は、上海市の男性2人と安徽省の女児1人の計3人が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染し、うち上海の2人が死亡、安徽省の1人が重体になっていると発表した。写真は中国の市場で取引される家禽の肉。

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2013年4月1日、台湾・中国時報によると、中国国家衛生計画出産委員会は3月31日、上海市の男性2人と安徽省の女児1人の計3人が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染し、うち上海の2人が死亡、安徽省の1人が重体になっていると発表した。 同委員会によると、H7N9型の人への感染が確認されたのは世界初。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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これを受け、台湾疾病管理局は同日、空港や港湾などでの検疫を強化。発熱や家禽類との接触が確認され、過去10日以内に中国(香港・マカオを含む)に滞在した渡航者に対し、医療機関への速やかな移送を決めた。また、中国の衛生当局は市民に対し、病死した家畜に触れたり食べたりするのは避けるよう呼びかけている。

同委員会によると、死亡したのは上海に住む87歳と27歳の男性。いずれも2月中旬から下旬に発病し、3月上旬に死亡した。安徽省の5歳の女児は3月中旬に発病し、重体となっている。いずれも早い段階から発熱、せきなどが認められ、深刻な肺炎と呼吸困難に陥ったという。(翻訳・編集/AA)

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