Record China 2019年5月8日(水) 8時20分
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6日、韓国の主要スマホメーカーのLG電子とサムスン電子が、国内の生産ラインを閉鎖したり国内での生産台数を減らす中、国内でのスマホ生産は近い将来ゼロになる可能性があるとの予測が出ているという。資料写真。
2019年5月6日、中国メディアのTechWebによると、韓国英字紙コリア・タイムズはこのほど、韓国の主要スマホメーカーのLG電子とサムスン電子が、国内の生産ラインを閉鎖したり国内での生産台数を減らす中、国内でのスマホ生産は近い将来ゼロになる可能性があるとの予測が出ていると報じた。
コリア・タイムズの記事は、「世界のスマホ市場が停滞する中、韓国のスマホメーカーは生産ラインをベトナムなど人件費が安い国に移している。それに加えて、価格競争力を持つファーウェイ(華為技術)やシャオミ(小米)などの中国のスマホメーカーとの競争が激化している」とし、「市場調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、2008年には世界スマホ市場の総出荷台数の11.4%を韓国で生産されたスマホが占めていたが、その割合は2018年には1.3%まで下落している」と伝えた。
記事によると、LGは、年産能力500万台の京畿道・平沢工場での生産を年内に停止し、生産ラインをベトナム・ハイフォンに移す。LG関係者によると、移管に伴いハイフォン工場の年産能力は現在の600万台から1100万台に増えるという。
サムスンも国内での生産台数を減らしており、10年前には約6000万台だった年間生産台数は現在、約2000万台となっている。同社は国内生産の割合が低く、ベトナム、ブラジル、インド、インドネシアの各工場での年間生産台数は計3億台に上るという。(翻訳・編集/柳川)
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