中央アジアとつながる12道路を建設―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年4月6日(金) 8時18分

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2007年4月5日、新疆ウイグル自治区の道路建設計画が発表になり、今後、中央アジア諸国と中国を結ぶ12の国際道路を建設する。

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2007年4月5日、新疆ウイグル自治区の渉外運輸管理事務所が明らかにしたところによると、近隣諸国との貿易が年々活発化するのを受けて、今後、中央アジア諸国と中国を結ぶ12の国際道路を建設する計画だ。同自治区は8か国と接し、国境線総延長が中国国内で最も長いため、客運と貨物運輸の中心になる条件が整っているといわれる。

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計画では中国からロシア、ハザクスタン、タジキスタン、パキスタンなどへ続く国際道路の中国領内部分を建設する予定で、最も長いものはウルムチを出発し、タシケント、マシュハド、テヘラン、イスタンブール、そして欧州へとつながる。同自治区内だけでも全長1680kmに上り、2010年の完成を目指す。

現在、すでに開通している国際道路は101ルート、通行許可を持つ車が自治区内に1500台登録されている。道路が完成すれば国境貿易が一層活発になり、最も外国へ開けたエリアとして繁栄していくことが期待される。(翻訳編集・WF)

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