米軍主導の環太平洋合同演習に中国軍が異例の正式参加=機密流出を懸念する声も―中国

Record China    2013年3月25日(月) 12時1分

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24日、RFI中国語版は記事「中国包囲網の一環とみられる環太平洋合同演習(リムパック)に中国が異例の参加」を掲載した。写真は2012年12月26日、青島の軍港で行われた市民開放デー。

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2013年3月24日、RFI中国語版は記事「中国包囲網の一環とみられる環太平洋合同演習(リムパック)に中国が異例の参加」を掲載した。

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リムパックは米国が主導する世界最大規模の国際海上演習。1971年から始まり、旧ソ連崩壊後は隔年で開催されてきた。アジアの多くの国が参加しているが、中国は1998年にオブザーバーを派遣したことはあっても正式参加したことはなかった。そのため中国包囲網の一環との指摘もある。

今回の招待は偶発的な衝突をさけるために交流を深めるためとみられる。軍事機密の流出を避けるため、中国軍の参加は災害救助、人道支援などの項目に限定される予定だが、ある米シンクタンクはそれでも軍事機密流出のリスクはあると懸念を示している。

次回開催される2014年のリムパックに中国が参加する方針が明らかとなった。昨年9月、パネッタ米国防長官(当時)が訪中した際に招待。20日、カーター米国防長官が、中国が参加の意向を伝えてきたと明かした。(翻訳・編集/KT)

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