2013年3月20日、香港のアクション俳優ドニー・イェン（甄子丹）が、大手メディアグループと手を組み、自身の映画制作会社を設立した。捜狐網が伝えた。

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香港トップのアクションスターが、大手メディアグループのメディア・アジア・グループ（寰亜総芸集団）と映画制作会社・超級英雄電影公司（Super Hero）を立ち上げた。20日に行われた記者発表会には、メディア・アジアのピーター・ラム（林建岳）CEOと共に登場した。

「自分の理想にマッチした、よりパワフルなアクション映画を作りたい」との思いから、映画会社の設立に至った。ドニーによると、早くも3本のプロジェクトを起動させている。うち1本は、中国きってのヒットメーカー、フォン・シャオガン（馮小剛）監督を迎えたアクションコメディ。フォン監督の持つ上質なコメディの要素と、ドニー自身のアクション経験を融合させ、グレードの高い作品を目指すという。

将来的には、ハリウッドとの共同制作も進める。米国育ちで英語もネイティブ同様のドニー自身、ハリウッドに最も近い香港スターと言われている。しかし、ハリウッドへの本格進出はまったく考えていない。ドニーとしては香港に自宅を置くのが理想的な形で、毎日家に帰りたいからだという。（翻訳・編集/Mathilda）