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19日、英紙ベルファスト・テレグラフは、「中国市場は英国企業にとって大きなビジネスチャンスだ」という英中貿易協会(CBBC)トップの見解を紹介した。写真は江蘇省南京市で行われた2012中国南京高級品博覧会の模様。
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2013年3月19日、英紙ベルファスト・テレグラフは、「中国市場は英国企業にとって大きなビジネスチャンスだ」という英中貿易協会(CBBC/China Britain Business Council)のスティーブン・フィリップス最高経営責任者(CEO)の見解を紹介した。
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フィリップス氏は「中国経済はどの業界にとっても大きなビジネスチャンスになる。中国が豊かになれば、高品質な商品やサービスが必要とされる」と話す。同氏によれば、2012年1月から9月までの9カ月間に、北アイルランドの対中貿易額は5680万ポンド(約81億4800万円)。その前年の年間対中貿易総額1670万ポンド(約23億9600万円)に比較し、3倍を大きく上回った。
対中貿易額は大幅に上昇しているが、中国は北アイルランドの輸出総額のわずか1.3%を占める相手国でしかない。北アイルランドでは飲料品と薬品の輸出額が、それぞれ1億8600万ポンド(約266億8000万円)と2億5600万ポンド(約367億円)にのぼっているが、これらの商品はまだ中国市場には参入していない。「中国の消費者は高級志向の商品を求めており、北アイルランドの食品業界にとっては絶好のチャンスだ」とフィリップス氏。また、航空業界にとっても。市場が目覚ましい発展を遂げている中国は大きな魅力を抱えているという。
フィリップス氏は「中国市場への進出を考えている企業は、すでに発展した東部沿海地区ではなく、内モンゴル自治区の包頭市や広東省の東莞市、湖北省の武漢市といった2級3級都市(地方の中核都市)をターゲットにするべきだ」と提案している。(翻訳・編集/本郷)
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