中国人観光客が海外で見せる情けない現象、「マナーの悪さ、ルール無視、備品のお持ち帰り」―中国メディア

Record China    2013年3月18日(月) 22時0分

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16日、中国人観光客が海外で見せる「情けない現象」には、マナーの悪さやルール無視、無料の物ならなんでも持ち帰る、といったものがあると中国メディアは指摘する。写真は韓国でショッピングを楽しむ中国人観光客。

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2013年3月16日、経済発展にともない海外へ出かける中国人観光客の数は年々増加しているが、一部の中国人観光客の行為が海外で問題になることもしばしば。中国の西部網は彼らの問題行為を「3つの情けない現象」と評し紹介した。

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その1、マナーの悪さ。海外の公共施設では、中国語で「ところかまわず痰を吐かないで下さい」「ゴミを捨てないで下さい」「大声で騒がないで下さい」と書かれている。静かな教会に騒がしい団体がドヤドヤと入って来たら、それは中国人観光客だ。現場にいた西洋人は「チャイニーズ」とつぶやき、あきらめたように首を振った。さらに、外国人が笑顔で接しても、中国人観光客は無表情。一言も話さないばかりか、外国人を避けようとする。観光地で誰かが写真を撮っていれば、カメラの前を横切らないのが常識だが、中国人観光客は平気でカメラの前を横切る。このようにマナーが悪いのは、中国人が悪習を改めることが出来ず、教育的素養が欠けているからなのだ。

その2、現地のルールを守ろうとしない。着陸直後の航空機内で携帯電話を使用する。並んでいる列に割り込む、車内で座席を奪いとるなどの行為は現地の人の反感や蔑視を生む。禁煙表示のあるレストランで、中国人の団体が喫煙を始めた。係員が注意したが、彼らはしばらくの間タバコを吸い続けたという。中国では「ルールを守らない=おおらかな性格」「ルールを無視する=臨機応変」という風潮があるが、それは海外では通用しない。

その3、無料ならなんでも持ち帰る。旅行社の海外ツアー添乗員によると、中国人観光客は高級ブランド品を買いあさる一方で、非常に「セコイ」ことをしたがるという。トイレに備え付けのトイレットペーパーやカフェのナプキンやナイフ、フォークを持ち帰り、セルフサービスの食事では、無料のサラダや飲み物を取りまくる。ホテルのアメニティやランドリーバッグも持ち帰る。しかもチップは払わない。

中国のある有名大学副校長は「こうした中国人観光客の行為は国家のイメージを著しく傷つけるものだ。大国にふさわしい風格を身につけるために、国民の資質の向上は不可欠であり、われわれはこれを強く反省し、自覚することが必要だ」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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