Record China 2019年4月18日(木) 13時30分
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17日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞などは、中国のネットユーザーを感動させた結婚披露宴の映像が、実際は宣伝用動画だったことを伝えた。
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2019年4月17日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞などは、中国のネットユーザーを感動させた結婚披露宴の映像が、実際は宣伝用動画だったことを伝えた。
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披露宴の動画は2本存在し、そのうちの1本は今月14日に河北省で撮影されたもので、「花嫁の父親が『ドラえもん』の着ぐるみで会場に現れ、花嫁をステージ上まで誘導し、花嫁や出席者を愛嬌(あいきょう)のあるポーズで喜ばせる」という内容だった。花嫁が幼い頃、交通事故に遭いそうになったのを救った時に、顔に傷痕が残ってしまった父親が「2人の門出に最も良い場面を見せたいが、自分の顔は見られたくない。ならば娘が大好きなドラえもんで」との思いからこの方法で場を盛り上げたと紹介された。
もう1本は「新郎と新婦の高校時代の恩師が『卒業式に返せなかったから』と昔の2人から没収したラブレターを返却に現れる」という内容だった。実は2本とも同じ会場で、カメラアングルを変えて撮影したフィクションで、同じ女性が新婦役で映っており、「ドラえもん」の着ぐるみを着ていたのは、高校時代の恩師役の男性だという。
この動画を制作したのは、「37℃式婚礼風格」というブライダルプロデュース会社で、創業者の逸軒氏は動画内で新郎役を演じている。同氏は「この動画の内容は、弊社が実際に企画、演出したことがある披露宴を宣伝用に改編し放映したものですが、本当に私が結婚したと勘違いする人もいました」と誤解を解く目的でインタビューに答えたという。
この件について、中国のネットユーザーからは、「おかしいと思った」「涙を返せ」「宣伝にしてはやりすぎ」といった声がある一方、「セールス的には完全勝利」「悪いのは動画の制作者ではなくて勘違いした私たちでは?」「見方を変えれば感動にうそはない」「うそかどうかはともかく、こんな祝福をされたいと思ったのは事実」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/原邦之)
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