Record China 2019年4月17日(水) 20時50分
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16日、微小粒子状物質PM2.5による大気汚染対策を担う韓国政府の新組織のトップに就任した潘基文氏は、中国と大気汚染の責任の所在をめぐって非難合戦するのではなく、実質的な問題を解決するために相互に協力する姿勢が必要だとの認識を示した。写真は潘氏。
2019年4月16日、中国メディアの観察者網によると、前国連事務総長で、微小粒子状物質PM2.5による大気汚染対策を担う韓国政府の新組織のトップに就任した潘基文(パン・ギムン)氏は、「PM2.5問題の解決は汎(はん)国家的目標だ」とした上で、中国と大気汚染の責任の所在をめぐってブレームゲーム(非難合戦)するのではなく、実質的な問題を解決するために相互に協力する姿勢が必要だとの認識を示した。
潘氏は16日、韓国の経営者団体「全国経済人連合会」がソウルで開催したPM2.5問題の現状と国際協力に関するセミナーで講演し、「国内の排出を低減する努力をすると同時に、実質的な問題解決のために中国との協力を推進しなければならない。今はブレームゲームをする時ではない」と指摘した。
また「中国の指導者との面談を通じて真剣な対話をするためには、私たちも韓国の実情に合った最適な解決策を作成する必要があると感じた。科学的決定を下すためには客観的研究が必要だ」とし、「国内の低減努力を忠実に行って初めて、中国に対して私たちの要求が説得力を持つことができる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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