中国は「水資源量は世界最貧、汚水排出は世界最多」=水質汚染が各地で深刻―中国紙

Record China    2013年3月14日(木) 6時15分

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13日、中国政協委員の李景虹(リー・ジンホン)氏は「中国の水資源量は世界で最も貧しく、汚水排出量は世界で最も多い」と述べた。写真は汚染で真っ黒な浙江省の河川。

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2013年3月13日、解放日報によると、中国政協委員の李景虹(リー・ジンホン)氏はこのほど、11年の環境保護省・衛生省のデータに基づき「中国の水資源は世界で最も貧しく、汚水排出量は世界で最も多い」と述べた。

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李氏はまた「中国の1人当たりの水資源量は世界平均の4分の1に過ぎない。最近では一部の都市で地下の水質が安全基準に達せず、水源の水質汚染が悪化の一途をたどっている」と語った。

11年に環境保護省が行った都市部の飲用水水源環境調査によると、全体の11.4%にあたる35.7億立方メートルの水質が安全基準を満たさなかった。また、衛生省がこのほど全国28省で実施した水道管の末端抜き取り調査によると、透明度、色、大腸菌の有無など7項目の安全基準をクリアしたのは82.6%にとどまった。

医学的調査によると、人類の疾病の70〜80%は水問題に関連しているとされる。李氏は「水資源の安全が確保されれば、人々の健康問題も解決されるだろう」と話している。(翻訳・編集/AA)

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