香港の活動家、中国初のノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏の妻に取材試み、一時拘束される―北京市

Record China    2013年3月11日(月) 12時47分

拡大

10日、中国・北京市で自宅軟禁中の劉霞さんに面会しようとして市当局に拘束されていた香港の社会活動家が釈放された。劉さんは中国初のノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏の妻。

(1 / 2 枚)

2013年3月10日、中国・北京市で自宅軟禁中の劉霞(リウ・シア)さんに面会しようとして市当局に拘束されていた香港の社会活動家が釈放された。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版の報道。

その他の写真

今月7〜8日の2日間にわたって劉さんへの面会を試みたのは、香港の社会活動家・楊匡(ヤン・クアン)氏。香港から記者4人を帯同し、中国初のノーベル平和賞受賞者・劉暁波(リウ・シアオボー)氏の妻である劉さんを取材中、私服警官と思われる人物に拘束された。その後、楊氏の携帯電話は不通の状態に。同行の記者らも何者かに暴行を受けたという。楊氏は10日午後に釈放され、そのまま飛行機で香港へ戻った。

楊氏は尖閣諸島の主権保護活動も行っており、2012年8月には魚釣島に上陸したとして日本当局に拘束され、強制送還されている。

香港特別行政区駐北京事務所は、事件について「大きな関心を寄せている。現在は詳細の把握に努めており、今後の動向に留意したい」としたが、香港の各民主派政党をたばねる「泛民主派(パン・デモクラシー・キャンプ)」は同区政府について、「楊匡氏の積極的な救援活動をしておらず、無関心だ」と批判している。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携