Record China 2019年4月11日(木) 19時40分
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10日、中国メディアの環球網は、「中国と韓国が大気汚染の共同対策で新たな一歩を踏み出した」と報じた。写真は大気汚染が深刻な日の韓国・ソウル市内。
2019年4月10日、中国メディアの環球網は、「中国と韓国が大気汚染の共同対策で新たな一歩を踏み出した」と報じた。
記事はまず、韓国・聯合ニュースの9日付報道を引用し、「韓国と中国の研究者が微小粒子状物質PM2.5の人体に対する有害性について、2年10カ月間の共同研究を行う」と報じた。
聯合ニュースによると、同研究は、今年の「グローバル研究ネットワーク支援事業」として選定された六つの新規課題の一つ。韓国と中国の吉林省、天津市の研究陣による2年10カ月間の共同研究は、PM2.5への露出による臨床・病理的資料を研究し、人体への有害な影響を体系的に究明する。韓国教育部は、この研究結果が今後のPM2.5対策の策定時に科学的根拠となる資料として活用可能だと期待しているという。
記事は続いて、「今回の共同研究以外にも、両国は最近、大気汚染対策で頻繁に行動している」とし、韓国環境部の趙明来(チョ・ミョンレ)長官が先月、中国との共同予報制や共同でPM2.5の低減に取り組むなどの措置を推進する方針を示したことなどを紹介した。
さらに、韓国が大気汚染問題を解決するため設置する国家機構の委員長の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が今月、中国訪問から帰国した際、中国が青く澄んだ空を守るために多くの努力をしてきたことを実感したとし、韓国はこの問題の解決のためにもっと努力しなければならないと語ったこと、中国だけでなく日本も含めた多国間協議の必要性にも言及したことなどを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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