ところかまわず子供に排泄させる中国人、親が受けてきた教育に問題あり―米メディア

Record China    2013年3月4日(月) 8時40分

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1日、ところかまわず子供に排泄させる中国人の行動について、その親が受けた教育や育った環境に原因があると米メディアは指摘する。写真は南京市の観光地でトイレにできた長蛇の列。

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2013年3月1日、米メディアのKotaku.comは「中国の子供はなぜ公衆の面前で排泄するのか?」と題した記事を掲載した。2日付で環球網が伝えた。以下はその要約。

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中国のネット上には、毎週のように公衆の面前で排泄する子供の写真が公開されている。当然のごとく、その子供の両親や祖父母に対する非難が殺到しているが、こうした行為はなぜなくならないのか?

多くの場合は子供だが、大人の排泄行為を目撃することも。中国の農村部では「青空トイレ(屋根のないトイレ)」が今でも多い。北京などの大都市の公衆トイレは、北京五輪を機に大きく改善したが、その他の都市の公衆トイレは惨たんたる状況だ。中国では昔から公衆トイレの数が圧倒的に足りない。しかも紙おむつは普及していない。トイレが見つからなければ、親はその場で子供に排便・排尿をさせるしかないのだ。子供に股割れパンツ(すぐに排泄できるよう、股の部分が初めから開いているパンツ)を履かせているのはそのためだ。

中国の中産階級には紙おむつを買う経済能力はあるのだが、実際には股割れパンツを履かせている。もし子供たちの面倒をみているのが親でなく、祖父母たちならば、ところかまわず子供に排泄させるのはさらに当然のこと。なぜなら彼らがそうして育てられたからだ。「どこでもトイレ」が当たり前の子供は、大人になっても人前での排泄が平気でできる。つまり、親の教育が問題なのだ。

中国は今変化の途中にある。都市部のミドルクラス以上の人々が公衆での排泄行為を非難しているが、これが社会全体に広がれば「どこでもトイレ」現象も消失するだろう。(翻訳・編集/本郷)

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