ソニー平井会長が6月で退任、中国メディアが「英雄」と称賛=「中国で最も好感度が高かった企業家の一人」とも

Record China    2019年3月30日(土) 7時50分

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29日、駆動之家は、ソニーの平井一夫会長が6月18日付で退任すると伝えた。

2019年3月29日、中国メディアの駆動之家は、「英雄が幕を下ろす時が来た」として、ソニーの平井一夫会長が6月18日付で退任することを伝えた。

平井会長が中国でも有名だった。記事は、「印象的な笑顔、照れくさそうな表情で、中国のネットユーザーから最も好感度の高かったグローバル企業家の一人と言えるだろう」と評した。

そして、「もうあの笑顔が見られないと思うと、退任のニュースはいささか残念だ」としつつも、「平井氏の時代の終わりはすでにその兆候があり、この退任のために1年以上の時間をかけていた。昨年4月に最高経営責任者(CEO)を退任して最高財務責任者(CFO)の吉田憲一郎氏にその座を譲り、自身は会長職に退くことで、スムーズに移行を進めた」と指摘。「すべてが解決したこの時に平井氏は退任し、6月18日に会長職を退く。今後は非常勤のシニアアドバイザーになる」と伝えた。

記事は、平井氏のこれまでのソニーでの働きについて、「1984年に現在のソニー・ミュージックエンタテインメントに入社し、2012年にCEOとなって、2014年にはソニーの破産危機を救った。今年6月の退任までのソニーでの35年間、われわれは『平井時代』の証人となったのであり、またソニーを危機から救った男の努力の証人ともなったのだ」と称賛した。

その上で、「独特な笑顔が平井氏の特徴で、白髪も同じように平井氏の特徴であったが、さよならを言う時が来た。もうあの笑顔は見られないとしても、伝説は伝説として歴史に深く刻まれ、次の世代まで記憶が受け継がれるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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