Record China 2013年2月28日(木) 10時39分
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27日、人民日報によると、マサチューセッツ工科大学の物理学者である丁肇中が率いる研究チームは、「アルファ磁気分光器により、弱い相互作用をする重い粒子(WIMP、ダークマター候補)が存在する根拠を発見した」と発表した。資料写真。
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2013年2月27日、人民日報によると、今月18日に開かれた米科学振興協会の年次総会において、マサチューセッツ工科大学の物理学者である丁肇中(ディン・ジャオジョン)が率いる研究チームは、「アルファ磁気分光器により、弱い相互作用をする重い粒子(WIMP、ダークマター候補)が存在する根拠を発見した」と発表した。
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丁氏は、「2−3週間内にダークマターに関する研究論文を発表し、同研究の進捗について詳細に報告する」と述べた。丁氏によると、今回の研究成果は、人類がダークマターを認識する上で大きな一歩となるが、最終的な結論が導き出されたわけではないという。
ダークマターは電磁相互作用を行わない可能性がある特殊な物質で、人類によって未だに発見されていない新たな粒子だ。人類が把握している物質は宇宙の構成のうち4%しか占めておらず、ダークマターの23%、ダークエネルギーの73%を大きく下回っている。ダークマターの謎の解明は、地動説・万有引力の法則・相対論・量子力学に続く、自然法則に対する人類の認識の新たな飛躍である。
アルファ磁気分光器がダークマターを発見したかはさておき、各国の科学者らはダークマターの起源に関する問題が明るみに出ることを期待している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)
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