山水画の風景にナイスバディ!シュールすぎるグラビアに驚愕…人種問題にも発展?―米スポーツ誌

Record China    2013年2月20日(水) 17時55分

拡大

19日、米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドで人気を呼ぶ水着グラビア特集「スイムスーツ2013」が発表されたが、これが争議の的になっているという。

(1 / 5 枚)

2013年2月19日、米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドで人気を呼ぶ水着グラビア特集「スイムスーツ2013」が発表されたが、これが争議の的になっているという。中国の大手ポータル・新浪(Sina)のエンターテイメント版が伝えた。

その他の写真

1964年以来、スポーツ・イラストレイテッド誌の看板特集となっている「スイムスーツ」。水着姿の美女たちを写した美しいグラビアが売り物だが、2013年版は17人のモデルと4人の女性アスリートを起用し、オーストラリア・スペイン・チリ・ナミビア・中国の大自然を背景にロケを敢行している。

うち、3人のモデルは風光明媚なことで有名な中国の桂林で撮影を行った。桂林は、山水画の風景を現実世界に再現したような自然の絶景が世界的に知られている。霧に煙る山々の間を川が流れ、昔ながらの鵜飼いたちが漁をする。のどかで神秘的、また牧歌的な風景である。

そんな桂林の自然をバックに、欧米系のモデルたちがビキニ姿でパーフェクトな肢体をさらしている。文句のつけどころのない美しさなのだが、桂林の自然をバックにすると、なんともシュールな構図である。鵜飼いが船頭となって竹で組んだいかだを漕ぎ、そこに裸も同然の白人女性が横たわる。中には、鵜飼いのかぶる笠を使って裸の上半身を隠しているものも。その絵柄は、どちらかというと、笑いを誘う類のものだが…?

このグラビアに、あるアフリカ系アメリカ人の女流作家が噛みついた。いわく、「植民地主義の再来で笑わせる」「欧米式のファッション感覚で現地人を添え物にして、白人を際立たせている」と主張している。特に、桂林のグラビアについては「中国にだって、ニューヨークにも劣らない無数の摩天楼が存在する。旧態依然とした様式を踏襲して、『非西側諸国のものはおしなべて奇怪なもの、後れているもの、貧しいもの』と決めつけている」と怒り心頭なのだ。この主張もどこか論点がずれている気もしないではないが、いずれにしろ、グラビアが争議を呼んでいることは事実だ。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携