北朝鮮の核実験より、体制崩壊が怖い?中国のジレンマ、海外メディアが指摘―中国紙

Record China    2013年2月18日(月) 17時17分

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18日、環球時報(電子版)は、北朝鮮の核実験に対する各国の制裁強化を受け、海外メディアが「中国にとっては核実験より北朝鮮の体制崩壊の方が脅威だ」と伝えたと報じた。写真は中朝国境の鉄条網。

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2013年2月18日、環球時報(電子版)は、北朝鮮の核実験に対する各国の制裁強化を受け、海外メディアが「中国にとっては核実験より北朝鮮の体制崩壊の方が脅威だ」と伝えたと報じた。以下はその概要。

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北朝鮮の核実験は、世界規模の“政治的地震”となった。欧州連合(EU)は単独での制裁強化を決定。米国、日本、韓国も今後強い措置を打ち出すとみられる。日本メディアは「(各国が)北朝鮮に対し最も強硬で厳しい姿勢で臨む」と表明した。一方、西側諸国の間には「北朝鮮は1950年代からさまざまな制裁を受けており、すでに“免疫”ができている。制裁が徒労に終わる可能性があり、最終的に“核爆弾”が破裂する恐れもある」と懸念する声も出ている。

世界的な北朝鮮非難拡大を受け、中国も制裁への同調を強いられる可能性がある。しかし、韓国ソウル国民大学の専門家は「中国は『核はあっても比較的安定した北朝鮮』と『核はないが不安定な北朝鮮』の間で揺れている。中国は核よりも北朝鮮の体制崩壊の方が恐ろしいのでは」と指摘。日本メディアは「中国は北朝鮮に厳しく対応しても、放り出しはしないだろう」とみている。(翻訳・編集/AA)

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