2013年2月17日、台湾・旺報紙によると、中国人の素養が問題視される機会は多いが、中国本土を旅行した台湾人が「中国人の素養にも優れた面はある」と指摘している。中国新聞社が伝えた。

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中国本土も台湾と言葉を同じくするが、知らない街を行き来するのはやはり骨が折れる。道を尋ねても教え方は街によっても人によっても様々でなかなか理解できない。しかし、デパートへ買い物に行こうとしてあるおばあさんに道を尋ねたところ、何でも台湾旅行から帰ってきたばかりだとかで、台湾を褒めちぎり、デパートまで案内してくれた上、帰りの地下鉄の乗り方まで教えてくれた。

また、パンダを見に動物園へ行こうとした際には、警察官に尋ね「バスで行ける」と教えてもらったが、乗ろうとしたバスが本当に動物園へ着くのか不安になった。乗ってはみたもののやはり不安で降りようとしたところ、後から乗ってきた老人が「動物園なら終点まで乗って、そこからもう1駅だ」と教えてくれた。乗り換えの際にも他の乗客が親切にしてくれた。

道を教えてくれたおばあさんは「台湾の人は素養が優れている」と褒めてくれたが、「あなたの素養こそ特別優れている」と感じたという。中国旅行は無事終わり、人々の親切心が旅行の思い出になったとしている。（翻訳・編集/岡田）