中国の企業家は5Gについてどのように思うのか?―中国メディア

環球網    2019年3月8日(金) 5時50分

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5G技術は商業化された後に無限の可能性をもたらすことから、インターネット業界において「新たな革命」と呼ばれている。資料写真。

5G技術は商業化された後に無限の可能性をもたらすことから、インターネット業界において「新たな革命」と呼ばれている。現在、北京で開かれている「両会」で5Gは人気ワードとなった。では、5Gはいったい何をもたらすのか?中国の企業家らは5Gについてどのように思っているのだろうか?

蘇寧控股グループ(中国の大手電気製品メーカー)の張近東会長によると、5G技術の成長と共に、将来のネットワークの生態構造は、人、コンピューター、物のコネクティビティ、さらに万物のコネクティビティになるという。また、張会長は「こういう背景の下、質の高いデジタル経済の発展にはデータ保護と合法的な分かち合いが必要不可欠だ」と取材に対して注意を呼びかけた。

聯想グループ(大手コンピューターメーカー)会長である楊元慶氏は、「5Gと人工知能は製造業界の効率を大いに高める」との考えを示した。楊氏はまた、「過去数十年間で、中国は市場や生産要素による利益を提供したが、今は効率による利益に変わった。知能化は格好のチャンスで、イノベーションと知能化を通して経済の発展を動かすことができる。5Gは各種知能化端末をリアルタイムにネットに接続させ、知能化の発展を保障する」と指摘した。

また、TCLグループ(中国の大手電気機器メーカー)会長の李東生氏は取材に対し、「5G技術は将来の見通しが明るく、応用分野が極めて広い。5Gがもたらす応用の変化と体験の向上が期待できる」と語った。李氏は「今の携帯電話では、4G製品と5G製品との間にすでにいくつかの変化が見られる。IoT応用分野においても、5Gは重要な役割を果たしている。これから5Gは我々がまだ考えていない分野でも大きな役割を果たすと信じている」とも述べた。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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