中国海軍によるレーダー照射事件、海外メディアの反応は?―米メディア

Record China    2013年2月6日(水) 13時16分

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6日、このほど東シナ海で中国海軍のフリゲート艦が日本の海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射したと明らかになった。注目を集めているこの事件を、海外メディアはどのように伝えているのだろうか。写真は中国海軍のフリゲート艦。

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2013年2月6日、このほど東シナ海で中国海軍のフリゲート艦が日本の海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射したことが明らかになった。注目を集めているこの事件を、海外メディアはどのように伝えているのだろうか。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版の報道。

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米メディアはこの事件について、「日本の小野寺防衛大臣が今月5日にメディアに対し、先月30日に起きたレーダー照射について公表した。この1件で同地区の緊張状態はさらに高まるる可能性があり、非常に危険な状況だ」と報道。

また、多くの日本メディアは、小野寺防衛大臣が記者会見で「大変異常なことであり、一歩間違えると危険な状況に陥ることになると認識している。このことを踏まえ、中国側に外交ルートを通じて申し入れを行った。危険な行為であり、中国側に自制を求めていく」とする発言を伝えた。

さらに、仏AFP通信は報道で、軍事評論家の岩島久夫氏の「レーダー照射は試験だった可能性がある。日本側にとってはその意図は不明だが、中国側は海軍が行った行動について説明する責任がある」とする発言を伝えている。

一方、中国共産党の機関紙である人民日報は、日本メディアの報道を伝える香港のテレビニュースを簡単に紹介したのみ。5日現在、中国政府からの正式な発表はない。中国海軍がなぜレーダーを照射したのか、正式な発表はないが、米AP通信の報道によると、日本の政府関係者は「外務省は中国在日本大使館に対し抗議を申し立てた。中国側は一連の事件について調査を実施すると話している」と話したという。(翻訳・編集/内山)

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