Record China 2013年2月4日(月) 12時3分
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1月30日、山西省第12回人民代表大会の第1次会議が開催され、選出された70人の代表のうち、1954年の第1回から現在まで12回当選を続けている申紀蘭氏に批判が集まっている。
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2013年1月30日、山西省第12回人民代表大会の第1次会議が開催され、選出された70人の代表のうち、1954年の第1回から現在まで12回当選を続けている申紀蘭(シェン・ジーラン)氏に批判が集まっている。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。
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申氏の12回連続当選のニュースが報じられると、80歳を超える伝説的女性に続々と批判が集まり、31日には山西省共産党青年団までもが微博(中国版ツイッター)の公式アカウントで「山西の申紀蘭が12回連続で人大代表に!これは人民代表大会制度を公然と冒涜するものだ!反右派闘争で代表を務め、文革で代表を務め、いかなる時でも代表を務めているが、一度たりとも人民を代表したことはない!あなたが“人民代表”なら私は選挙権を持つ公民、私は反対だ!どうやって選ばれたか聞かせてもらいたい。一体あなたは誰を代表しているのか」と申氏を痛烈に批判した。
だが、書き込みの当日午後から夜にかけて、共産党青年団は「1月30日午後、山西省共青団公式アカウントの保守スタッフが、誤って他人の書き込みを転載してしまいました。当該の書き込みは操作ミスによるもので、共産党青年団の立場を表すものではありません」とする釈明コメントを計7回投稿した。
ネットユーザーからは、共産党青年団が脅しに屈したのでなければ、7回も連続で書き込むはずがないという疑いの声が上がっている。
法学博士の●志松(ドン・ジーソン、●は登におおざと)氏は申氏の問題について、「申氏と同じ意見の人々が、政府の意向に沿って自身の態度を決めているにすぎないことの表れである。目下、人民代表が代表しているのは上層部の意見だけであり、庶民の意見ではない」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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