日本は平均寿命が世界1位なのに「健康な国」ランキングでは4位―中国メディア

Record China    2019年2月27日(水) 19時10分

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26日、中国メディアの一牛財経は、米ブルームバーグがこのほど2019年版の「健康な国」ランキングを発表したことに関連し、「日本は平均寿命が世界1位なのに健康な国ランキングでは意外にも4位だった」と報じた。資料写真。

2019年2月26日、中国メディアの一牛財経は、米ブルームバーグがこのほど2019年版の「健康な国」ランキングを発表したことに関連し、「日本は平均寿命が世界1位なのに健康な国ランキングでは意外にも4位だった」と報じた。

ブルームバーグの「健康な国」指数は、平均寿命などに基づいて健康度を評価し、喫煙や肥満などのリスク要因にはペナルティーを課し、浄水へのアクセスや衛生設備などの環境要因も考慮に入れたものだ。

記事は、2019年版のランキングについて「スペインが1位となった」「前回2017年版の世界1位はイタリアだった」「欧州から計6カ国がトップ10に入った」「日本は4位で、アジアではトップだった」「前回2017年版のアジア1位はシンガポールだった」「世界最大の二つの経済大国のうち、中国は2017年版から3ランクアップし53位、米国は少し順位を下げ35位だった」などと紹介し、1位から10位はスペイン、イタリア、アイスランド、日本、スイススウェーデンオーストラリア、シンガポール、ノルウェーイスラエルの順だったことを伝えた。

続けて、スペインとイタリアが1位と2位だったことについて、研究者が「エキストラバージンオリーブオイルやナッツを加えた地中海式食事は、低脂肪食よりも心血管疾患の発症率が低いからだ」と指摘していることを伝えた。

そして、世界保健機関(WHO)が2018年5月に発表した「世界保健統計2018」によると、日本の男女の平均寿命は84.2歳で世界1位だが、2040年にはスペインの平均寿命は86歳に近づき、日本や現在2位のスイスを抜いて首位に立つとの予測が発表されていることを紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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