Record China 2019年2月26日(火) 13時50分
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25日、中国メディアの観察者網は、自衛隊が今年10月に予定している観艦式にすでに中国が招待された一方で、レーダー照射問題で対立する韓国はまだ招待されていないと報じた。資料写真。
2019年2月25日、中国メディアの観察者網は、自衛隊が今年10月に予定している観艦式にすでに中国が招待された一方で、レーダー照射問題で対立する韓国はまだ招待されていないと報じた。
記事は「日中両国関係の回復に伴い、中国海軍と海上自衛隊の雪解け、交流回復が進む一方で、レーダー照射問題を理由に海上自衛隊と韓国海軍の関係はすでに崩壊状態にあると言える」と伝えた。
そのうえで、日本の複数メディアが25日に「防衛省が多くの国を招待して今年10月に行う予定の自衛隊観艦式で、韓国が招待国リストに入っていないことが政府関係者の話から明らかになった」と報じたことを紹介。観艦式は海上自衛隊にとって最大規模のイベントで3年に1度開催され、首相が現場で艦隊を観閲するとしたほか、防衛省がすでに米国、オーストラリア、インド、シンガポールに加えて中国にもすでに招待を出していると伝えた。中国の参加が実現すれば、海上自衛隊の観艦式への参加は初めてとなる。
記事は一方で、現時点で韓国に招待を出していないことについて、韓国に対し強硬的な立場を見せる自民党議員が「レーダー照射問題を棚上げにして韓国海軍を呼べば、誤ったメッセージと受け取られかねない。韓国が謝らないのなら、招待すべきでない」と発言したことを伝えた。
また、岩屋毅防衛相がこの件について「すでに招待しないことを決定したというのは事実とは異なる。各種の状況を総合的に考えて適切に判断する」とコメントしたことを紹介したうえで、「観艦式まで半年以上ある中で、方針転換の余地を残したことは妥当といえる。ただ、レーダー照射問題を契機に、日韓両国の防衛関係悪化がかなり長い時間続くことは間違いなさそうだ」と評している。(翻訳・編集/川尻)
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