欠陥自動車のリコール台数、2012年は75%増の320万台=苦情は動力伝達系が最多―中国

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29日、中国の国家品質監督検査検疫総局によると、2012年に中国でリコールされた欠陥自動車は320万3000台に達し、前年比75.3%増と大幅に増加した。写真は海南省海口市にある自動車修理工場。

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2013年1月29日、中国の国家品質監督検査検疫総局によると、2012年に中国でリコールされた欠陥自動車は320万3000台に達し、前年比75.3%増と大幅に増加した。自動車製品の質に関する苦情も急増している。消費者から専門窓口「12365」に寄せられた苦情のうち、自動車とその部品に関するものは前年比18%増加した。欠陥自動車製品リコール情報管理部門に寄せられた自動車製品に関する苦情は前年比9%増の9640件に達した。経済日報が伝えた。

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国家品質監督検査検疫総局弁公庁の付文飆(フー・ウェンビャオ)副主任は「欠陥自動車製品リコール情報管理部門に寄せられた苦情は動力伝達系とエンジンが中心で、両者で全体の半分以上を占めた。このうち動力伝達系の苦情が最も多く、計3449件で全体の35.78%。次がエンジンで、計2065件で全体の21.42%を占めた」と説明した。

付氏によると「欠陥自動車製品リコール管理条例」の施行により、メーカーによる自動車製品リコール責任の履行が効果的に促された。今後、国家品質監督検査検疫総局は自動車、おもちゃなどの欠陥製品のリコール管理を一層強化し、リコール管理と技術支援のシステムを確立し、法規の周知徹底と研修、関連文書・基準の制定と施行などに重点的に取り組む。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山)



   

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