有名牧師が死去、墓にQRコード―台湾

Record China    2013年1月29日(火) 21時58分
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29日、台湾基督(キリスト)長老教会の謝連富牧師が10日、心臓機能低下のため死去。次男の謝栄雅氏はQRコードを埋め込んだ墓石や骨壷を選んだ。

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2013年1月29日、台湾の日刊紙・聯合報によると、台湾基督(キリスト)長老教会の謝連富(シエ・リエンフー)牧師(80)が10日、心臓機能低下のため死去。次男の謝栄雅(シエ・ロンヤー)氏は二次元バーコード(QRコード)を埋め込んだ墓石や骨壷を選んだという。スマートフォン(多機能携帯)でQRスキャンをすると、謝牧師が生前利用していたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアクセスし、過去の記録を見ることができる。このようにQRコードを埋め込んだ墓が台湾では人気となりつつある。中国新聞社が伝えた。

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同協会の牧師を42年間務めた謝牧師は過去に、台湾の11教会で職に就き、教会の建設や幼稚園の創設を展開。信者に愛される存在となっていた。そして、謝牧師の家族らは27日、告別式となる礼拝を開催。謝牧師の骨壷を嘉義市のキリスト教の共同墓地に埋葬した。

QRコードを埋め込んだ墓石を選んだことについて、長男の謝聖雅(シエ・ションヤー)氏は「父の事績を皆さんに知っていただきたかったから」とし、次男の栄雅氏の発案だと述べた。台北でこの技術を有する製造メーカーを見つけ、パソコンでデザインしたQRコードを墓石に埋め込んだという。

家族らはさらに、SNS上に謝牧師の特設ページを設置。生前の活動や写真、文章などが記されている。また、謝牧師がこれまでに書いた文章をまとめた本を作成し、友人らに配った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)



   

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