2013年1月25日、最新の中国・広東省政治協商委員に選出された香港の俳優で映画監督のチャウ・シンチー（周星馳）が、開幕から3日目にやっと会議に顔を見せた。国際在線が伝えた。

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香港を代表するコメディースターで映画監督でもあるチャウ・シンチーについて、今月はじめに第11期広東省政治協商委員のメンバーに選出されたことが明らかに。省政協委員は中国人民政治協商会議の地方組織（この場合は広東省）に所属し、地方自治体による政治活動に対して民主的な監督を行うもの。政治・経済・文化・各学界などから功績が認められた人物が選ばれる。委員大会開幕日の23日、いきなり欠席したシンチーに世間から非難が集中。この日は自身の最新映画「西遊．降魔篇」のキャンペーンに出席していたため、「国の重大事より自分の金もうけか」との批判が集まっていた。

世間の声はどこ吹く風といった調子で、翌24日も欠席。25日、30分遅刻しながらもやっと姿を見せ、待ち構えていた多くの取材陣に囲まれた。「スケジュールに余裕もなければ、初めての経験で自分に何ができるかも分からない」と消極的に語っている。大会側では今月28日の閉幕まで、シンチーが真面目に顔を出してくれるのか心配している。（翻訳・編集/Mathilda）