「世界の工場」の地位を失いつつある中国=日系企業の中国撤退が加速―中国メディア

Record China    2013年1月22日(火) 8時18分

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18日、新華網は記事「中国は今、“世界の工場”の地位を失いつつある=日系企業の中国撤退が加速」を掲載した。写真は15日、北京市勁松のイトーヨーカ堂。賃料高騰を理由に12日に閉店した。

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2013年1月18日、新華網は記事「中国は今、“世界の工場”の地位を失いつつある=日系企業の中国撤退が加速」を掲載した。

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最新の統計によると、中国は今、低コストの生産拠点としての競争的優位を失いつつある。バッグ、シャツ、電子部品などの製造メーカーは東南アジアなどよりコストの安い地域への移転を続けている。

その象徴とも言えるのが海外から中国への直接投資の減少だ。16日に中国商務部が発表した統計によると、2012年の対中国直接投資は前年比マイナス3.7%と世界金融危機が起きた2009年以来のマイナスとなった。外資系製造業の直接投資だけに限れば前年比マイナス6.2%とさらに大きな落ち込みを見せている。

これまで中国投資に積極的だった日系製造メーカーも、中国以外の生産拠点を求め始めている。多くの企業にとって転機となったのは昨年9月の反日デモ。暴力的な反日デモを目にして政治リスクへの注目が高まった。今、日本はタイとベトナムにとって最大の投資国。さらにインドネシアへの投資額でも2位につけている。(翻訳・編集/KT)

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