日本の北方領土3島返還論の狙いとは?ロシアを突破口に“反日戦線”の打破図る―ロシアメディア

Record China    2013年1月19日(土) 12時10分

拡大

18日、参考消息は記事「日本、“反日戦線”突破を急ぐ」を掲載した。周辺国と領土問題を抱える日本だが、そのうち中国と韓国は絶対に日本に妥協しない“反日戦線”を形成している。資料図。

(1 / 2 枚)

2013年1月18日、参考消息(電子版)は記事「日本、“反日戦線”突破を急ぐ」を掲載した。

その他の写真

2月に安倍晋三首相の特使としてロシアを訪問する森嘉朗元首相。9日、テレビ番組に出演し、択捉島を除いた「3島返還」で決着を図る選択肢もあるとの見解を示した。しかし菅義偉官房長官は10日、4島はすべて日本に帰属するものであり、3島返還論は単に返還の時期に関するものとの見解を示した。

ロシア紙・独立新聞電子版は17日、森元首相の発言を伝え、日本政府内にも意見の違いがあると紹介した。あるロシアの専門家は森元首相の発言は単にロシア側の反応をさぐるためのものと分析。北方領土をロシアと日本で分割すると提案した日本の政治家は政権を保てないだろうと分析した。

一方でこうした接触はロシアとの交渉を続けたいとの日本の意向を鮮明にしているという。日本は北方領土、竹島尖閣諸島と領土問題を抱えているが、中国と韓国は日本に一切妥協することがないため、ロシアとの交渉を通じて「反日戦線」の突破を図る狙いだ。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携