中国の年越しの惨状、清掃員420人が6トンのごみを片付ける

The World Video    2019年2月7日(木) 5時20分

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5日、中国の今年の旧正月に当たる同日、毎年と同じように花火や爆竹で新年を祝う人が各地で見られた。

中国の今年の旧正月に当たる5日、毎年と同じように花火や爆竹で新年を祝う人が各地で見られた。多くの人が家族とだんらんの時を過ごしている中で、清掃員は家族とのだんらんを早々に切り上げ、大量のごみを処理していた。

中国の動画サイト・梨視頻が5日に掲載した動画では、5日の朝から黒竜江省の鶏西市の道路や、4日の大みそかの夜に訥河市の道路を清掃する清掃員らの姿が映っている。爆竹や花火の残骸が散らかった惨状は2市に限ったことではなく、この時期は各地でみられるおなじみの光景。一般的には新年を迎えてから爆竹を鳴らすのだが、大みそかの夜から花火や爆竹で祝う人も少なくないため、清掃員らは大みそかの夜から駆り出される。

鶏西市で30年間清掃員として働いている女性は、「元旦の朝にごみが多くなるのは毎年の事。朝だけでもトラック十数台分のごみを回収した。ごみのポイ捨てや花火・爆竹の使用を制限してくれることを願う」と語っていた。訥河市では4日の夜に420人の清掃員が作業を行い、6トンのごみを回収したという。こうした現状にネットでは「環境保護のためにも花火や爆竹はやめたほうがいい」「せめて自分で片付けろ」といった声が聞かれている。(翻訳・編集/内山)

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